2013/05/25

ピボットシャフト、固着


BSW 1/4サイズのナットは強烈に錆びていたものの、ko-kenのソケットが効いてなんとか外せました。しかし問題はピボットシャフト。これを引き抜くことができなければリアスイングアームを取り外してのメンテナンスを施すことができません。今は、ナットだけ外して、でって言う哀しい状況なのです。

CRC 5-56を注す、ハンマーで叩く、ナットを取り付けて締めてみる、ダブルナットにして緩める方向に回しててみるなど試すものの、ウンともスントも微動だにしない、パーフェクトなスタットボルト。何か間違えていると思える固さです。

シャフトを破損すると修復の難易度がぐんと高くなるので、クランクのコッターピン同様ねじ山をつぶさないように養生しながら叩いたり、ボルトをねじ切らないようにオーバートルクに慎重になったりしますので、思いっきり行きたいけど行けないジレンマとの戦いです。

改めてカンニングペーパーを見ると、フレーム内の構造は、「ブッシュ + スペーサー + ブッシュ」です。

もし、スペーサー部分が固着しているとなると表面積が大きいので、剥がすことは不可能かもしれません。固着部をバーナーで加熱する荒療治もあるようですが、奥まった部分にシャフト経由で熱を伝えるのは非効率ですし、なにより樹脂製のブッシュが融けるとやっかいなので加熱による処置は却下します。また、スペーサーが固着しているとしてもダブルナットで回せばシャフトは回転するはずですので、それができないこの個体はブッシュにも噛み付いていることは明白です。
 
バイシクルクラブの「モールトンのレストア、その1」には、スペーサの存在に触れていなかったので、もしかするとスペーサーは無いかもしれません。ブッシュだけへの固着であれば表面積が少ないので、油が浸透すれば衝撃を加えることで剥がれる可能性があります。一筋の望みをかけ、しばらくは注油~叩きを日課にしてみます。



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