2013/05/27

フロントフォーク、パーツ構成

MOULTON STANDARD '65 Small Parts of Front Fork
1. Screw, Pozidriv PZ2 (3g)

2. Serrated Washer

3. Rebound Spring (13g)

4. Rebound Stop (12g)

5. Front Suspension, Mtal Spring & Rubber Spring (106g)

6. Spring Abtment (10g)

7. Front Fork & Gide Tube (661g)

8. Distance Piece (1g)

9. Guide Tube Bearing (3g)

10. Serrated Bottom Bearing (3g)

11. Bellows (29g)

12. Bellows Bracket (9g)

13. Bottom Bearing Retainer (40g)

14. Steering Column w/Lower-Half Bottom Head Race (489g)
リバウンドストップ固定用のネジは、 フィリップスも存在するようですが、私のモールトンスタンダード'65にはポジドライブが使われていました。バイシクルクラブ(2013/7月号)の記事でも、フロントフォーク分解の鬼門とのことで、ポジドライブの採用はありがたいです。

コラムのトップからネジの頭まで、約225mmの深さがありますので、長いドライバーが必要です。私はPB 8192: PZ2 x 300を使用しました。締める方向にナメた形跡がありますが、私じゃありません(コレホント)。

クリーニング中、カンニングペーパーには描かれていなかったロッキングワッシャーがステアリングコラムからカランと出てきて、危うく紛失するところでした。

リバウンドストップの頭はフロントサスペンションにぴったりと収まり、フランジがスチールスプリングに、ヘッドがラバースプリングに接する設計。

すり割りの幅は1.6mmでPB 8100/6 : 1.6 x 10 x 180で対応できます。
根元にはピンが打たれていて、ステアリングコラム内にあるリバウンドスプリングガイドチューブの切り欠きと勘合して空転を防ぎます。

カンニングペーパーでは、ステアリングコラムはブラックボックスになっていますが、あるWEBサイトに、リバウンドストップがネジ止めされていることを知らずにドリリングで分解した情報がありました。その写真で内部を垣間見ることができました。ランカスター大学で講師を務めるという管理人は破壊してしまったリバウンドスプリングガイドチューブを、新たに設計して対応しています。恐れ入りました。

David Lucy's Website > HOBBIES > Bicycles
http://www.maths.lancs.ac.uk/~lucy/hobbies/bicycles/bicycles.html

また、その写真には、スプリングアバトメントを固定するためのフロントフォークブレーキブッシングが写っています。私のスタンダードと同じくシリーズ1のフォークですが、クラウンの穴が見るからに大きい。なので、私のフォークにフロントフォークブレーキブッシングが無いのは、そうゆう仕様だということがわかりました。

樹脂製のガイドチューブベアリングを固定するスナップリングは、切れ目に隙間が無いため取っ掛かりにややてこずりますが、外れないわけではありません。私はPB 8100/1-90 : 0.5 x 3.5とPB 8100/2-100 : 0.6 x 4.0で作業しました。

内径16mm / 外径19.4mm / 厚さ1mm

穴つきのスナップリングで置換したほうが作業性が向上しますが、そんなに度々いじる場所でもないのでオリジナルがベストでしょう。もし交換するならステアリングコラムの内部を傷つけないよう、外径23mm以内に収まるサイズを選ぶとよいと思います。

セレーテッドボトムベアリングも樹脂製。厚さ11.3mm / セレーション36本。外側にある4個のノッチの張り出しているほうを上向きにして、ステアリングコラムのスリットにはめ込んでありました。

ベローズ。オートバイによくあるこの手のパーツは、みな古くなると激しく劣化しボロボロのお化けチョウチンになるイメージなのですが、モールトンのゴム製品は天下一品。半世紀たってもしっかりとゴムであり続けています。

私のスタンダードは6山タイプ。

MOULTON STANDARD '65 Bellows



4 件のコメント:

  1. みだめさん
    更新ごくろうさまです。
    このあとFフレームをレストアする方にはとても参考になるかと
    私も10数台分解してきましたがこの設計を約50年前に考えたモールトンは天才ですね。
    トラスのリーディンクやフレクシターはモーターサイクルの
    模倣だと本人も認めていたのでFのフロントサスペンションが
    私も最高傑作だと思います。

    分解は何とかなりますが組み立てる時にはコツが居るヶ所が
    有るので無理をせずに。

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    1. maisponさん
      図面で理解不能だったところが、分解してはじめて解りました。
      このサスペンションは無駄がなく本当に美しい設計だと思います。

      えっ!組み立てにコツがいるとはノーマークでした(笑
      まだまだ、先の行程ではありますが、
      壁にぶつかりましたら質問させてください。

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  2. こんにちは。
    私のやつは、
    14.ステアリング コラムの中がサビで固着、この部分壊さないように分解するのに苦労しました。
    5.メタルサスペンションスは、酷いサビでたぶん再生不可能でしょうね。
    ラバースプリングもメタルサスペンションに食い込んではみ出しています。(笑)
    もちろん、メタルサスペンションスのパイプ内側もサビでガタガタなのである程度研磨しないと本来の滑らかさは出ないでしょうね?

    いやぁ~、本当に問題山積みの車両です。。。(悲)

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    1. NOGUさん
      わたしのラバーサスペンションも肥満してまして
      メタルサスペンションにボンレス状態です(笑
      錆びがヒドかったのですが、なんとか表面は清掃しました。
      暇をみつけて、ラバーと接する面の錆び取りを試みます。

      >問題山積み
      確かに、、、
      私は、maisponさんのお言葉「古い車体は勇気ある撤退も必要」で諭されました。
      私のスタンダードはそもそも完璧を目指すベースとしては不適格なので気楽にやることにしました(笑

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