2013/05/07

ベル

A bell of Moulton Standard '65

レンチが届くまで本格的な分解作業に入れないので、今ある工具でできる簡単なメンテをはじめました。

見慣れぬカタチのベルで、カップの中央に花柄の刻印があります。

外 径: φ55 x 29.5mm(トリガー、ブラケット含まず)
重 量: 99g

Made in Western Germany
生産国の刻印のはいったバンドにはクラックが走っているので、もうすぐ破断してしまうでしょう。

こういった場合レストアラーならどうするんでしょう。ロウ付け等で修理するのか、または痛んだバンドを交換するのか、それともベルごと交換するのでしょうか。
分解すると中は錆びだらけ。こんな小さなパーツなのに、ピカール&ブラシのクラシックスタイルでは、この状態にするにも相当な時間を費やしました。

ケミカル製品のメーカーから、錆び取り剤が市販されているようですが、メッキや塗装への影響と、さび取り後のトリートメントを考えると、かえって面倒そうに感じます。でも、楽しい側面もありますので機会をみつけて試してみます。
フレームやベルカップにカシメられているシャフト以外は分解することができます。実に気持ちがよい。
 ベルカップを打撃するためのウェイトワッシャーは板バネで押さえられていて。板バネの固定に使われている薄いナットは9mm。こんなところにもミリサイズが隠れていらっしゃいまして、ちょっとホットしました。

ベルカップの打撃部分は、普通プレス加工で飛び出させているカタチを想像しますが、この製品にはφ5mmほどの鉄球が溶接されています。面白いです。
トリガーレバーにもブランドロゴか何かのマークが刻印されてます。完全に的外れだと思いますが、ベロを出して笑っている犬に見えてしまいます。

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使用した工具
  • ブラケットの着脱: マイナスドライバー PB #4
  • リターンスプリング着脱: マイナスドライバー PB #1
  • 板バネ固定ナットの着脱: オープンレンチ 9mm

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