2014/06/14

囚われていた心

Standard in Canon's mind
ゆったりくつろげるように選んだ最大サイズのバリケン#700、フラットコーテッドレトリーバーのカノンを失うとあまりに広すぎる。ガランとした空間を見るたびに涙が出た。空虚を埋めるために私はバラバラになったままのスタンダードを無造作に詰め込んだ。バタンと扉を閉めてラッチを掛け、なるべく見ないようにした。

時間の経過とともに思考をシフトすることで、ようやく前を向くことができるようになった私は、ずっと避けてきた片隅に目をやった。閉ざされたままのゲートの奥には、外を走りたそうにしているスタンダードの姿があり、留守番に待ちくたびれたカノンの残像と重なった。

さあ出ておいで、またみんなでいっしょに走ろうか。


Moulton Standard '65 & Kristiania



2014/06/08

MOULTON SUMMIT TOKYO 2014 ~ ブログを再開します


2014/6/7(sat)~8(sun)、浜松町で開催されたモールトニアの祭典に参加しました。今回はダイナベクター様がモールトンの取り扱いを開始してから30周年を記念するイベントでもありますから、私のエントリーはスペースフレームにしました。といっても、リアルに床の間仕様になっている1本しか持っていないんですけれど。


日本全国から集まったモールトンは200台、それはもうトラスの海。こんな密度感のある光景は、今後2度と拝めないかもしれませんね。圧巻でした。


しかし、F型フレームに心を奪われている私はついつい、Fの展示ばかりに目がいってしまいます。F型フレームは、きらびやかな舞台の片隅、場末感あふれるエリアに追いやられエントリーは5台。デラックス1台、スタンダード2台、サファリ1台、ストアウェイ1台。やはり美しい。このヤレが、このマスプロ感が、この傷みが!私も次回は是非このカテゴリーでエントリーしたいっ!そのためにレストアを再開します。

愛する家族といっても犬なんですけど、を失い、長い間精気を失っておりましたが、全方向に少しづつ考え方が変わり、ようやく前進することができるようになりましたのでブログを再開します。軟弱な私ではありますが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。